ストレスは行動・感情を阻害する

ストレスは行動・感情を阻害する

 
 
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わたしとうつという記事でも一部紹介しましたが、今回、一つ前の現場でほぼ毎月40~60時間程度の残業と現場のストレスから、ストレスは行動を阻害することを再実感しましたので、また、お話しようと思います。
 

そもそも

そもそも、「ストレスは行動・感情を阻害する」とはどういうことかといいますと、
 
ストレスがたまると、すべてにおいてやる気がなくなり、無感情になる。
 
ということです。そのままかもしれませんが、これは本当に重要なことだと思います。
うつの入り口と私は考えています。

何もできなくなる

うつの人ってやる気がなくて仕事しないナマケモノになる
 
という考えの人もいると思いますが、仕事以外もやる気が起きてないのです。

安田顕さん主演のドラマ「うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間」でもあったのですが、精神科病院にいる主人公は、毎朝行うラジオ体操でさえ、やれないというシーンが出てきます。
 
本は読んでないのですがご紹介
 
 
うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間 (文春文庫)  
 
 
 
うつ病九段 コミック版 
 
うつというのは、それくらい何もできない状態なのです。

私は、うつの相談を友人にしたとき、気づかされたこととして、ペットの面倒を見きれなくなってきたことにありました。
この時はそれで我に返り、会社を辞めました。
 

趣味ができなくなる

みなさん、ご趣味はありますか?
別に大それた趣味を考える必要はありません。
読書(マンガを読む含む)、テレビを見る、音楽を聴く、運動する、ゲームをするなど、だれでもやるようなことでよいです。

ストレスはこれらを阻害します。
テレビを見るとき、バラエティー番組で笑い、ドラマで泣き、ドキュメンタリー番組で感動すると思います。
音楽を聴くとき、歌詞に感動し、音に心酔すると思います。
 
しかし、ストレスがたまりすぎると、何も感じず、ボーっとテレビを見たり、音楽を聴くことになり、いつの間にか夕方や夜になっていることが出てきます。 
その時、テレビや音楽は全く頭に入ってきていません。
私も、パソコンのデスクトップを見て夕方になったことがあります。
 
最終的には何もする気が起きなくなり、ベッドで一日過ごすことになってきます。
これがうつです。
 
「何をしても面白くない」のではありません。
ただ、ボーっとしてしまうのです。
始めてから、やめる。のではなく、始めなくなるのです

休日、仕事終わり、ボーっと何かをすることが増えた場合は注意が必要です。
原因がわかるのであれば、その原因から逃げましょう。
もし、どうしても逃げることができないものであれば、周りに相談しましょう。
 

ストレスから解放されたら

ストレスから解放されたら、ちょっとずつでいいので、趣味を取り戻しましょう。
無理やりやってもいいと思います。
多分、楽しいですよ。今まで楽しかったものなので!

やる気がなく何もできない人に対して
ストレス中でも無理やりやればいいじゃないか
と言う人もいるでしょう。

何度でも言いますが、それができなくなるのがうつの前段階となります。
無理やりできるのであれば、やってもらってよいです。
それで、趣味が続けられるのであれば、とても良いことです。

しかし、体験したことない人はわからないでしょうが、本当に何もできなくなるのです。
私も、なくなった趣味があり、それにより、友人も減りました。

自分がうつのような症状になり、仕事ができるようになってから、うつのエッセイやエッセイコミックを何本か読みました。その中では「一生直らない」というものや、「一度なってしまったらなりやすくなる」というような記述もありました。もちろん直るという記述がある本もありますが、やはり、ネガティブなほうが心に響くんですよね。。。
 
私も趣味を取り戻そう思ってもなかなかやり続けることができず、「直らない」という言葉にすごい恐怖を覚えました。楽しくはあるのですが、前ほど続かないんですよね。。。

今では普通に生活していますが、もしかしたら、直っていない、もしくは、またすぐにでもなってしますのかもしれません。
そんな恐怖もあり、今でも、あたりが強い客、上司などに当たるようであれば、すぐにでも去る決意をしています。

まとめ

今回、私は営業に言ってプロジェクトを途中で抜けさせてもらいました。
 
少し前まで、ブログもやる気が起きなくて全然更新できてませんでしたが、また頑張ろうと思ってます。
 
しかし、ホント、ストレスはやばい。
お金は必要ですが、バランスをとって仕事をしないとですね。
 
 
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