就職、転職するときに会社のこういう所を見たほうが良い:会社の選び方はどうやるべきか

会社の選び方

このエントリーをはてなブックマークに追加      
就職、転職するときにIT業界のこういう所を見たほうが良いという個所を上げていこうと思います。
サイトや面接時に気に掛けるポイントを上げていきます

最優先事項

会社選びとして、お金とか、就業時間とか、場所とか、色々ありますが、第一に優先していただきたいことを記載します。 

会社の企業理念(風土)があっていること


これがあってないときついです。
どんなに、年収、就業時間、勤め先が良くても、いつかはきつくなると思います。

極端な例ですが、
会社は社員のために動くべきだ」と思っている人が
社員は会社のために動くべきだ」と考えている会社に入るのは避けるべきです。

「どうして会社は」とか「会社のせいで」みたいな不満がたまってくるようになります。

ですので、会社がどういう風になろうとしていて、社員にどうなってほしいかを見るべきです。
面接時などに、質問していきましょう「なぜ、この会社で働いていますか?」と、その時、「年収が」とか「残業が」とか表面的なことしか言えない会社は危ない可能性がありますので、気をつけましょう。

※ もしアナタが、その会社を踏み台としてしか考えていないのであれば、第二優先事項から確認してください

第二優先事項

施設、備品の投資している

IT企業は、机、椅子、パソコン、および、ネットワークなどのインフラが重要で、それらに投資していないということは、仕事の効率が悪くても良いと考えている会社です。
 
IT企業でそこにお金をかけない会社は、ケチ、もしくは、投資する箇所を間違えているおかしい会社です。
正直、避けるべきです。
 

勉強を支援する仕組み、制度がある

これも会社が投資すべきことの1つなのですが、SEやプログラマーはずっと勉強を続けなければならない職業です。

日々新しい技術が生まれ、それを取り込んでいく必要があります。

そんな職業であるにもかかわらず、会社がそれらを支援しないとなると、会社は「よく言えば放任主義」「悪く言えば社員を育てる気がない」です。
そんな会社に居るのはマイナスでしかありません。

未経験採用をしているのに、勉強できる環境がない会社なんて最悪ですね。多分、OJTで何とかしようとか考えている現場丸投げ会社だと思います。
 

CTOやVPoEが居る

役員などは大抵IT業界を分からずにいる人が多いです。なので、開発部門でのトップを作っている会社でない場合、「技術面はよくわからないけど。。。」とか「なんとなくで技術方針を決める」とか「責任はあるけど役職はない」会社です。
 
そういう会社は、開発部門としての統制が取れてない会社が多く、技術の推進も出来てない会社と思います。
 
 

自社でブログ(FacebookやQiita含む)をやっている

自社でブログをやっている会社は情報発信をしているので良いです。会社自体が情報発信できる会社なので、アウトプットは活発であると考えられます。
 
アウトプットの重要性が分かっている会社という所が分かる一つの要素です。 

面接官について嫌だなと思わない


面接するときには、面接官の人と会話をすると思います。その時に面接官の印象は重要です。なぜなら、その人が会社の鑑と言ってもいいからです。

そういう人が会社に居るということは、そういう人を会社が「居てよい」かつ「採用面談に出せる人である」と納得して出していることになります。

そういう人が、「圧迫面接してくる」とか「態度が悪い」とかであれば、他にもそういう人が居る可能性があったり、そういう人を許している会社であることを表します。
 

キャリア相談できるシステムがある

年に一度、二度、もしくは、随時で、今後のキャリア相談が出来る会社は、社員を育てること率先して考えている会社です。
これがないと、ずっと同じことを続けることになり、就職 or 転職後、人が望まない部署やPJに入った時に相談先がなく、ずっと嫌なことを続けることになります。
 

ちょっと気にするところ

会社に対する変な強制がない


飲み会や会社のイベント(会議など) について、多くの強制イベントがある会社は避けるべきです。
任意のイベントであればいいのですが、強制イベントは不満感が積もるものです。アナタがそういうものが大好きであっても、少しずつ不満はたまっていきます
 
業内であっても、のっている状態のプログラマに対し、横やりを入れられるので、ストレスが溜まります。
業務時間外でのイベントであればなおさらです。
これは、強制残業ですからね。不満もたまって当たり前です。

多分、その不満がたまりにたまった時、その会社を離れることになると思います。
※ 全くイベントがないのも寂しいですけどねw

評価サイトで批判コメントが多くない

これは、私が好きなので、個人的に入れますが、会社について評価サイトは見たほうがいいと思ってます。
 
最近、会社が書かせてる感があるので、昔より信じられなくなってきてますが、それでも、批判コメントが多すぎる会社は避けたほうがいいと思ってます。

みなし残業制を採用していない


残業がない状態で、みなし残業として残業代もらえるなら、固定で貰えていいじゃんと思う人もいるでしょう。
 
40時間のみなし残業がある場合、0時間~40時間の間は得かもしれませんが、人間は、悪いほう(逆に)考えてしまう生き物なのです。具体的に言うと(みなし残業をもらっているのにもかかわらず)残業代が出ないと思ってしまうのです。

また、酷い会社だと40時間のみなし残業代(例えば5万円)が昇給しても変わらないなんてこともあります。
基本給が変わったのであれば、本来、残業代は変わりますなのにも関わらず変えない会社もあるわけです。

また、年収500万(40時間のみなし残業代含む)となっている場合、本来の年収は約440万になります。
みなし残業制を採用している会社の場合、この辺りを考えましょう。

上層部と社員の割合が良い(エンジニアが多い)

頭でっかちになっているのは、PJであろうと会社であろうと不健全です。
メンバがいなければ、会社は動かないのにもかかわらず、エンジニアが少ない場合、金食い虫がいっぱいいる状態です。 
 
また、他の部署の人間が多く、エンジニアが少ない場合、エンジニアの声が届かなくなりますし、相談相手も減ることになります。

IT部門を押していく中で、そのまま増員できない or 上層を切り離せないのであれば、その会社は廃れていくでしょう。最低でもIT部門は廃れます。
 

公式サイトがダサくない


IT企業であるのに公式サイトがダサいということは、一定以上更新していない(そんな余裕もない or 表に出るものについて興味がない)会社です。
そういう会社は、堅苦しいとか、技術が低い会社である可能性が高いです
 
 

SES編

以下の内容がある場合はSESでの増員を募集しています。SESが嫌な人は以下に注意しましょう。

就業時間や作業場所が「PJによる」など曖昧な記載でない

SESは他の会社で働くので、自社の就業時間や作業場所は関係なく、現場に合わせることが基本です。
ですので、就業時間や作業場所が定まらないため、確かなことが書けず、「PJにより若干の違いあり」みたいな曖昧な記載があります。
 
もし、アナタがSESをやっている会社に行きたくないのであれば、上記記載がある場所は避けましょう。
 

会社が狭い雑居ビルにない

上記でも書きましたが、SESをやっている会社は自社に人が居ません。
いるのは役員と事務、人事、あとは営業です。社員100名越えです!みたいな中小でも、SESのみの企業では、会社内に10名程度しかいないわけです。

ですので、会社は狭くて良いわけで、狭い雑居ビルでも問題ないことが多いです。

SESでもいい場合

SESでもいいという人は、以下のようなことを書いている企業は避けたほうがいいかもしれません。

SESのみをやっていない

SESのみをやっている会社はできれば避けるべきです。
SESは派遣会社なので、年を取った人間はなかなか派遣できず、アナタは将来、その会社の不良債権のような立場になるかもしれません。
終身雇用の時代ではないにしろ、人は年を取るものなので、年を取った時に、会社に居場所がなくなるのは嫌ですよね。

若いころは大丈夫かもしれませんが、アナタがもし中堅であればSESのみをやっている会社は避けましょう
 

大手企業に駐在出来ることをアピールしていない

SESで大手企業に駐在できることをアピールしている会社は危ないです。
自分の会社でも何でもない大手企業をアピールしてどうするのでしょうか?
アナタはそこの社員になれるわけではありません。

大手企業は金払いが良いので、会社がうれしいだけです。
アナタにとっていいことはほぼありません。
 
 

他にも

  • 利益率が良い
  • 離職率が低い
  • 長期求人していない
  • 裁量労働制を採用していない
  • 有給取得率が高い
  • 年間休暇日数が自分の求めるもの以上
などもありますが、有給取得率、離職率なんて期間は企業次第ですし、色々人によって条件は変わってくるので、見てもいいかなくらいではあります。

まとめ

今回は転職時などの会社選びの方法について記載しました。
絶対に、会社と肌感が会社を選んだほうがいいです。
これだけは頭に入れておいてください。

どんなに条件面が良くても、企業理念などはしっかり見ましょう。
面接は、こちらが受ける側ですが、こちらにも選ぶ権利はあるのです。
しっかり会社を選んでいきましょう!

このエントリーをはてなブックマークに追加      

コメント