相手の言葉を理解して、回答する事

相手の言葉を理解して、回答する事

 

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「相手の言葉を理解して、回答する事」これは、生活するうえで一番大切なことだと考えています。
 
「世間話」「会社の報連相」「何かしらの議論」人と会話をするのは、ほぼ必ず必要なものです。
しかも、会話をすることで、人と人とのつながりができたり、仕事ができたりと、社会を生きるうえで重要なものになります。
 

会話が成立しない人たち


重度、軽度はありますが、会話が成立しない人たちは多いです。
それはなぜか、私が考えるに、自分の気持ちが強いからです。 

【ひろゆき物議】座り込み抗議の実態は?沖縄基地問題を考える」という動画を最近見たのですが、とてもこれが表れていました。

上記の動画では、「座り込み」という「言葉」の定義に対する議論ですが、周りの人は気持ちが強く、沖縄基地問題についての話をずっとしてしまっています。
ひろゆきさんも初めに「僕が言いたいこととは違い、自分たちの主張を話す人が多い」というようなことを言っていますが、まさにその通りな展開になります。
ひろゆきさんの想像通りになってしまうわけです。
 
気持ちの主張は重要なことですし、沖縄基地問題も重要なことですが、論点が違うとどんなに重要なことでも「あれ?何言ってるの?」になってしまい、最終的には聞く気がなくなってしまいます
 
日常会話や、仕事の話でも上記のようなことは多々あります。

例えば、
 
「10回クイズしようよ!」という発言に対し、「なんで?」という否定でもなく、相手に不快感を与えるもの
 
「明日、○○行こうよ」という話に対し、「○○って好きじゃないんだよね」という言い訳から入るもの
 
「タスクAは終わった?」という質問に対し、「タスクAについて、xxxがxxxで、、、」という説明から入り、「終わったか」という質問に対して回答が来ないもの
 
例では分かりやすい話にしていますが、似たようなもので、かつ、もっと会話が破綻しているものがあります。
これらは、相手と会話したくなくなる原因になります。
誰だって、すぐ怒る人や悲観的になる人と話さなくなるのと同じことです

会話が成立しない原因 


会話が成立しない原因⇒気持ちが先行してしまう原因は何か
それは極論でいうと「考えなしに話してしまうから」です。
 
話というのは、当たり前ですが、リアルタイムにするもので、文書のように熟読することもできませんし、一度考えを書いて整理することもできません。
 
会話するときは、相手の話していることを瞬時に理解し、かつ、相手が話している最中、もしくは、話し終わった後すぐに、自分の考えをまとめ、さらには、発言しながら次の発言を考えるというようなことをしなければなりません。
 
会話はとても高度な技術なのです。
 
「自分の考えをまとめ」という部分に関し、「今の会話は何が求められているか」を考慮せず、自分の意見だけを言ってしまう人は、基本的に脳からの内容をそのまま口に出している人が多いです。
なぜなら、人はまず自分の感情で動くからです。

日常会話、議論、ビジネス会話など、ほぼすべての会話について、「感情」を求められることは少ないです。
 
頭のいい人は、論理的な考えを持ち、会話ができます。その際に感情は別に考えています。
 

学校で学ばせてほしいもの


会話の仕方について、学校で学ぶことは少ないです。

国語では文書の読解力を学ぶことはありますが、会話に対してはやりません。
 
やるのは道徳の時間くらいでしょうか。
あとは、ディベートを中学校の特別授業でやったり、大学でやっていたりと一部の人たちはやったことがあるくらいでしょうか。

なので、基本は生活から自分で学ぶしかありません。
学校がよく言う「集団行動の中で学ぶ」みたいなやつですね。
 
しかし、そうではなくて、ちゃんと学べるようにしてほしい。
小難しい理科や、日常でほぼ使わない数学、何のために覚えるか分からない古文漢文よりも優先してほしいのです。
もちろん、色々なことをして、興味がある分野に進みやすい教育理念もわからなくはないですが、社会に出るのに必須のものを「環境」に任せるのはいかがなものでしょうか
 

勉強ができる人と、頭がいい人の印象が違うのはこれが原因と思います。 
いくら、足し算引き算ができようと、会話ができなければ頭が悪く見えます。

IT業界でも、学歴がいいのに、仕事ができないやつとレッテルが貼られる人がいます。
これらはすべて、感情論で話してしまったり、論理的思考をせずに会話をしたりと、コミュニケーションが下手なためです。
 

どうすればいいか

では、会話をうまくするにはどうすればいいか、それには「自分の発言について再度考える」のことをすればです。「求められている回答か」「相手の発言の真意は何か」を考えましょう。
 
それができないというのであれば、嫌われる覚悟で話していればいいと思います。
 
難しいというのであれば、すぐ返答するのを辞めるだけでいいです。そうすれば、考える時間ができます。
別に、返答はすぐ出さなくてもいいのです。少し考えても、人は怒りません。

まとめ

いかがだったでしょうか。
 
今回は、「会話」というのモノをメインにしてみました。
「会話」というのがとても高度で難しいものであることを認識していただければ幸いです。 

ついでに、
私は日常会話で議論し始めようとする人が大嫌いです。
楽しい話をしようとしてるのに、なぜ反発し始めるのか。。
 
適当に「うん」とか「いいね」とか言って、上っ面だけで話したっていいじゃない
だって雑談なんだもの

しかも、日常会話の議論って感情論と感情論のぶつけ合いで、何の解決にも、有益情報にもならない。その人が嫌いになるだけで、不毛すぎる。。 
 
 
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